4次元の世界

 今我々が住んでいる世界は3次元空間である。
これに時間軸を加えると4次元時空となる。
これは次元構成論を語る上で基本になる。
次元が増えると時間軸は1次元しかないので、空間が高次元へと変移する。
ではもし4次元の世界があったなら我々がその世界を見る事が出来るだろうか?
答えは×だ。
何故なら例えば3次元空間の我々が壁の向こうにいる人を見ることは出来ない。
同様に2次元の平面、紙に一本の縦線を引いたとするとその左右にいる人からはお互い見ることが出来なくなる。
けれども、我々3次元の世界では2次元の平面である紙を上から眺めることができる。
なのでたとえ線が引いてあって邪魔していたとしても、その2次元世界をどこからでも見ることができるのである。
こうして高次元から低次元を見ることはできるが、逆に低次元から高次元を見ることはできないのである。
同次元においては場所によって見ることができる場合と見ることができない場合があるのだ。
これが次元の考え方。
アインシュタイン特殊相対性理論から早100年。
近代科学の発展は彼の功績無しでは成り立たなかったことだろう。
オイラも宇宙空間における次元構成やブラックホールの研究しようかな(´ω)