青春時代

 ここでちょっとオイラの青春時代について話がしたい。
オイラの青春時代は二度あった…。
第一次青春時代は小学校高学年の頃。
同じクラスの子に二目惚れ(笑)して以来役2年間思いを寄せていた…。
片思いだった…。
奥手だったオイラには女の子と話すことが少なかった。
自分から話しかける、ということができず、いつもいつも陰ながら見ていた。
そして卒業式の前日…よくあるシチュエーションで最上階に彼女を呼び出した。
男として、きっぱりと白黒つけたく思い、友達に後押しされながら意を決して彼女に告白した…。


      『僕と付き合ってください…』


震える声で、彼女に思いを伝えた…。
恋に不器用だったオイラは、それしか言えなかった…。
彼女は困ったように目をキョロキョロさせる…。
そして困ったように言葉を紡ぎ出す彼女…。


      『付き合うまではできないけど…』


覚悟していた。
OKしてくれることは99%無いことは、もう覚悟していた…。
が…矢張りちょっと辛かった…。
人生初めての失恋…。
早熟だったオイラは、幼稚園の頃にもう初恋を経験していた。
が、これも奥手だったオイラにとっては、陰ながら見守ることしかできなかった。
小学校低・中学年でも各々好きな人はできた。
告白することもなく、ただただ淡い思いを寄せていた。
けれども今回は失恋という形でオイラの恋は終わった…。
彼女には年上の好きな人がいたのだ…。
オイラは潔くその場を後にした…。


 そして、オイラは2次元美少女へと走るようになった…。
既に小6でPCのエロゲ雑誌、メガストアを読んでいたオイラ(泣)
もうこの頃からその目を養っていたのかもしれない。
が、決定的だったのはエタメロだ。
このエターナルメロディの若葉を、ファミ通で見て以来このエタメロにはまるようになった。
そしてその萌え志向は中学2年になってときメモに受け継がれ、グッズ収集に金をかけるようになってゆく。
そして中3の頃、運命の出会いがあった。
アキハバラ電脳組……そう、ひばりたんだ(ω`)
オイラの人生を変えたこのアニメ、いや、この女の子は現在のオイラのロリ志向にも繋がっている。
電脳組と名のつくものは何でも集めるというまさにオタの極みを覚える。
この頃自己満足のために受験勉強もそっちのけで電脳組をベースにした18禁小説を書き始める。
が、番組の放送は終わった…。
しかしその後も高校に入ってからも暫くはその熱は冷めなかった。
オイラの書いた小説がクラス、いや学年にまで広まりつつあった。
クラスの人からは「ひばりちゃん元気?」とか言われる始末…(ω`)
オイラの妄想は留まるところを知らず、クラスの女の子からもそんなことを言われるようになった…。
そして学年中がオイラを見る目がロリ・オタの目だった…。
はぁ…なんかろくな人生じゃないな…(´・ω)
で、放送終了から一年もすると流石に電脳組への熱も徐々に冷めつつあった。
そんな中、第二次青春時代が始まろうとしていた…。
その頃知り合ったとある男の子がいた。
彼がオイラに思いを寄せるようになる。
始めは鬱陶しいと思っていたが、オイラのことを一番に理解してくれて徐々に親友になっていった。
ホント、心から信頼できる仲だった。
学校でも色々変なウワサがたったが、オイラたちはそんなのを気にもせずに毎日ずっと一緒に過ごすようになった。
異常ともいえるほどずっと一緒にいたので、矢張りオイラたちを変な目で見る人もいた。
…が…そんな幸せな日々はずっとは続かなかった…。
あることが理由でちょっとずつ二人の仲が離れていった…。
でも親友であることには変わりない。
普段はすっごく仲良し。
しかし大学受験が近づいてくると更に仲は離れていった…。
そして、お互い違う大学へ行くことになり、疎遠になるかと思ったが、そうでもなかった。
彼からは毎日電話やメールがあり、心のどこかで通じ合えていた。
それが、唯一のオイラのライフラインだった…(ω`)
でも彼は向こうの大学で新しく出来た友達と毎日毎日楽しそうにしていた…。
オイラにはそれが耐えられなかった…。
嫉妬深いオイラにとっては酷だった…。


 そして……事件は起きた…。
あれは忘れもしない2002年の5月24日…。
オイラの重大な過失で彼はこの日以来連絡を絶った…。
が、諦めきれないオイラは、毎日毎日通話拒否されていても毎日電話した…。
お客様のおかけになった電話は……この繰り返しを毎日聞いていた…。
…そして今でもなかなか連絡はとれない…。
もしこれを見ているなら…このオイラの、いや、この僕の思いを酌んでほしいです(ω`)
お願いします…(ω`)


…なんか長くなっちゃったのでこんなもんにしておきます…。
オイラの悲しい人生史でした…(ω`)